不動産売却の流れについて
不動産売却の流れについて
不動産売却には、「不動産会社に直接売却する事」と「仲介会社にお願いする事」の2つの選択肢があると思って下さい。
どっちも不動産売却に違いはありませんが、前者の方は「不動産会社に直接買取をお願いしに行く→交渉→現金化」という流れで、後者の方は「仲介会社がクライアントの保有する物件に住みたい人を探す→クライアントと居住志望者との交渉(※ただし、見つからない場合は長引く事も)→現金化」という流れになります。(※当然、それぞれの段取の交渉部分で難航すると時間が掛かりますし、決裂の事も考慮しないといけません。)
ちなみに、現金化の速度としては直接不動産会社の方に売却する方が早いですが、その場合は一般的な相場より若干安くなってしまう事がデメリットです。
対して仲介会社にお願いする方は相場並か場合によっては割増で売れる見込みがありますが、上手く居住志望者が見つからなかったり交渉が難航してしまうと現金化が遅れてしまう事もあるのがデメリットと思って下さい。
後はどっちの場合も売却したとして、満額が自身の手元に入ったりはしないです。
仲介手数料に登記費用や印紙税、ローンの精算等の必要経費が売却金額から差し引かれて手元に入ると覚えておけば齟齬はありません。
不動産売却をしたときにかかる税金の種類とは
不動産売却をした場合には、その金額に応じて所定の税金がかかることがあります。
より身近なところでは不動産売却の契約書に貼り付ける印紙なども、印紙税とよばれる国税の一種です。
一般に収入印紙といえばそれほど経済的な負担とはならないように思われますが、不動産売却の場合にはもともとの物件の価格が高額なだけに、たかが収入印紙とはいっても意外と高額になりやすいことは気をつけておきたい点です。
ほかに売却で利益が出た場合には、譲渡所得税とよばれる税金がかかります。
こちらはもともとの物件の購入金額から今回の売却金額、さらにはリフォーム工事の代金や不動産会社の仲介手数料などのもろもろの経費を差し引いた上で、なお余りが出るかどうかで判断されますので、単純に売却金額そのものが課税対象となるわけではありません。
したがって売却金額によっては譲渡所得税は支払わずに済む可能性があります。
また不動産を保有していた期間の長さによって、譲渡所得税の税率が変わることがあります。
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